- 2008-02-02 (土) 20:29

就業規則で業績が向上するというと、ほとんどの方は、疑いに満ちた表情をされます。「就業規則を作って、業績が向上した」という話を聞いたことがないでしょうから。
「就業規則を作ったけど、何も変わらなかった」 という方もいるでしょう。しかし、これは、業績が向上するように作っていない、あるいは業績が向上するように運用していないから、業績が向上しないのであって、当然のことなのです。
就業規則を作成する場合、ほとんどの方は、無料で手に入るモデル就業規則や書籍・他社の就業規則をベースに作成します。そして、モデル就業規則等を、ほとんど変更もせずに、丸写ししてしまいます。
無料で手に入るモデル就業規則の丸写しや他社のパクリでは、業績向上という効果期待できるわけがありません。監督署に怒られないですむ、というだけのことです。さらに、モデル就業規則の多くは、大企業向けの内容になっていることが多く、中小企業にとっては負担が重くなってしまいます。(私傷病による休職期間が3年となっているなど)就業規則を変更する際の手間を考えると、こういう就業規則はない方がマシとさえ言えます。
また、リスク管理ばかり考えて、「会社が損しない&得する」という視点で作る就業規則も、業績向上の期待はできないでしょう。長い目で見れば、モラール(士気)ダウンの 危険があります。正直、そんな会社で働きたくないですよね。優秀な従業員から辞めていくことになります。
運用方法について見てみると、経営者さんの中には、せっかく作った就業規則を 、金庫や引き出しにしまったままという方が多いです。施行日が昭和になっている就業規則をよく見かけます・・・。法改正は頻繁にありますし、社内の状況・従業員の価値観も変わっていきます。一度作って終わりにするのではなく、定期的にメンテナンスしなければ、使い物になりません。
労働問題が起きたときだけ持ち出すような運用方法も、長い目で見れば逆効果です。従業員の権利意識はますます強まり、経営者との間に深い溝ができることになるでしょう。
就業規則は、きちんと作って、きちんと運用すれば、必ず業績が向上するのです。
こちらのページで、当事務所が作成する就業規則の特長をご案内しております。
